南米 周遊ルート公開!7週間で巡るアルゼンチン・チリ・ブラジルの絶景

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アルゼンチン、チリ、ブラジル 南米周遊ルート

日本から見て地球の裏側、アルゼンチン・チリ・ブラジルに行ったことはありますか?

私は1年間の世界一周ひとり旅でこの3か国に7週間滞在しました。このエリアは海あり山あり氷河あり滝ありの絶景の宝庫なんです!

ただ、なんせ地球の裏側でそれぞれの国も広大!どのように周るのが効率的か、わかりづらいですよね。

この記事では、私が実際にたどった周遊ルートを紹介しながら、各地の見どころや旅のコツを解説します。

旅行の計画にも役に立つ情報をお届けしますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

目次

南米3ヵ国7週間の旅の概要

旅の概要とルート全体の説明

滞在期間は2024年2月~3月の約7週間

  • 世界一周航空券でボゴタ(コロンビア)からブエノスアイレス(アルゼンチン)に入国、
  • 色々行って(この辺ざっくり)、
  • ブラジルからヨーロッパに移動する

という経路だけは決まっていました。

やりたかったことは

  • アルゼンチン・チリあたりで1~2か月ゆっくりしたい
  • 絶景を色々巡りたい
  • アルゼンチン最南端の街ウシュアイアまで行きたい
  • イグアスの滝でアルゼンチン側からブラジル側に移動しようかな

くらい。

優柔不断かつ持ち前の計画性のなさで非常にざっくりとしています。笑

ホステルで出会う旅人との会話などで情報を得ながら実際に旅したルートはこうなりました。

訪問順序都市滞在期間(約)
1ブエノスアイレスアルゼンチン1週間
2ウシュアイアアルゼンチン1週間
3エル・カラファテアルゼンチン5日
4エル・チャルテンアルゼンチン3日
5プエルト・ナタレスチリ3日
6サンティアゴチリ5日
7アタカマチリ4日
8サルタアルゼンチン6日
9イグアスの滝アルゼンチン/ブラジル5日
10サンパウロブラジル3日
南米3か国の周遊ルートの順番を地図上で示した図

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスからスタートして時計回りに周りました!

南部のアルゼンチンとチリにまたがるパタゴニア地方はハイキングと絶景の名所。

ブエノスアイレスで出会ったインド人のアドバイス、

「②ウシュアイア→③エル・カラファテ、④エル・チャルテンと北上するのがおすすめ」

の通りにルートを決めました。

北上する理由は、

「もちろんウシュアイアもきれいだけど、エル・カラファテとエル・チャルテンの絶景が格別だから後に持ってきた方がいい」

とのことでした。

実際その通りだったなーと思っています!

地域によって異なる南米の気候に注意!

南米大陸のうちエクアドル以南の地域は南半球に位置するため、日本と季節が逆になります。

都市にもよりますが、私が訪れた2~3月は夏~秋くらいです。

特に、ウシュアイアなどパタゴニア地方は南米大陸の南。3月の終わりには秋になり寒くなります。

私は冬のハイキングは避けたかったので、先に南部のパタゴニアを周遊してアタカマやサルタといった砂漠のエリアに北上するルートにしました。

2月中旬のウシュアイアの服装は半袖にフリースを羽織る程度で、ハイキングなどアウトドアで活動する日はウルトラライトダウンをその上に着れば快適でした。

2月中旬~下旬のパタゴニア地方の気候はとても快適でアクティビティを存分に楽しめました!

逆に3月中旬に訪れたイグアスの滝は暑すぎました…!

南米最後の見どころとなるイグアスの滝は世界一周ひとり旅で訪問必須としていた場所でした。

ベストシーズンは水かさが増えて迫力が増す雨季の10~3月という情報があり、

「3月でも行ける!」

と思ったのですが…3月中旬のイグアスは連日30度越えで湿度も高く、常に汗だくでした。

ホステルに宿泊客が全然いなくてがらがらだったので、「人気の観光地なのにおかしいな~」と思っていましたが多分オフシーズンだったのですね。笑

Uberの運転手さんも「こんな時期にイグアスの滝に行くの?」と驚いていました。

イグアスの滝を快適に満喫したい方は10~11月くらいがいいかもしれません。

旅の準備:ビザ・治安・移動手段

アルゼンチン・チリ・ブラジルのビザ情報

3か国訪問することになりますが、どの国もビザの取得は不要です(2025年3月現在)。最新の情報を必ず確認してください。

外務省サイトによれば、日本のパスポート保持者なら以下の期間はビザなしで入国できます。

治安の注意点

私が訪問した街でいうと、パタゴニア地方やアタカマ、サルタなどの北部の街はいずれも観光地なので基本的に安全です。

大都市部(ブエノスアイレス、サンティアゴ、サンパウロ)はスリや窃盗などに注意が必要ですが、基本の防犯対策をしておけば、日中出歩くのに支障があるほどではありませんでした。

サンパウロは地元の友人に案内してもらったとき、荷物のチャックはちゃんと閉めて、iPhoneは見せびらかさないようにと言われました。街中の移動はUberが安心です。

移動手段

各都市間の移動手段は以下の通りです。

訪問順序都市移動手段
フライト(ボゴタ発)
1ブエノスアイレス
フライト
2ウシュアイア
フライト
3エル・カラファテ
バス
4エル・チャルテン
バス
経由(エル・カラファテ)
バス
5プエルト・ナタレス
フライト
6サンティアゴ
フライト(カラマ着)
7アタカマ
バス
8サルタ
フライト
経由(ブエノスアイレス)
フライト
9イグアス(アルゼンチン側)
バス
9イグアス(ブラジル側)
バス
10サンパウロ

パタゴニア地方などの絶景ポイントはどうしてもアクセスしづらいため、移動手段の選択肢は少ないです。

①ブエノスアイレスー②ウシュアイア間、また②ウシュアイアー③エル・カラファテ間の移動など、フライト以外の選択肢があっても移動に時間がかかりすぎる箇所もあります。

逆に、パタゴニア地方の中で移動したり、⑦アタカマー⑧サルタ間など東西の移動にはバスが安いです。

都市間の移動手段を比較検討したい場合は、「Rome2Rio」というサイトがおすすめ!
Rome2Rio(外部サイトが開きます)

Rome2Rioのサイトでウシュアイアからエル・カラファテへの移動手段を検索した画面。フライトなら約2時間、バスなら13時間半かかるとわかる

街中の移動に関しては、パタゴニア地方(②ウシュアイア~⑤プエルト・ナタレス)と⑦アタカマ、⑧サルタは、観光の拠点となる街は小さいので歩いて周ることができます。

大都市(①ブエノスアイレス、⑥サンティアゴ、⑩サンパウロ)は必要に応じてUberを活用しましょう。3か国とも都市部ではUberが使えます。サンパウロではメトロも発達しています!

7週間南米周遊ルート&モデルコース

全体的なルートをご紹介したところで、各都市ごとに簡単なモデルコース+見どころを紹介します!

ブエノスアイレス(アルゼンチン)

基本情報

  • 【滞在目安】3〜4日
  • 【治安】比較的安全だがスリに注意
  • 【見どころ】日曜マーケット、タンゴ、グルメ

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは「南米大陸のパリ」と言われるほど、ヨーロッパ風のおしゃれな街並みが魅力!

ブエノスアイレスのヨーロッパ風建築

ステーキやピザ、老舗のカフェなど有名なグルメ店が軒を連ねています。

大都市なので宿はホステルの多い中心地にして、必要に応じてUberなどを活用して移動するのがおすすめです。

ブエノスアイレスは、週末のマーケットも楽しい。San Telmo(サン・テルモ)の日曜マーケットはとにかく巨大です。

民芸品やハンドメイドのアクセサリーやアート作品、お土産などとにかくたくさんのお店が街中に並びます。

アルゼンチン、チリ、ブラジル 南米周遊ルート

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この記事を書いた人

2023年9月から世界一周ひとり旅しています!
▷バンクーバーで2年ワーホリ
▷日本で5年間 webコンサルタント
▷会社を退職し世界一周ひとり旅に出発
準備の様子、旅の記録など発信します◎
旅の様子はインスタでも日々更新中!@sekai_solotravel

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