多くの人が「一度は行ってみたい」と考えるボリビアのウユニ塩湖。
- 地球の裏側のボリビアで、どうやってウユニ塩湖にたどり着くんだろう?
- 安全な移動方法はなんだろう?
私は2023年9月から1年間の世界一周ひとり旅で24か国訪問しました。
4か国目のボリビアには2024年1月に8日ほど、ラパスとウユニに滞在。ウユニ塩湖の絶景も楽しみました!
今回はラパスからウユニに移動するおすすめの方法として、「Todo Turismo(トド・ツーリズモ)」のバスを利用した体験を共有します。
ウユニ塩湖に旅行される予定の方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ラパスとウユニの場所を確認しよう
世界一標高の高い首都、ラパス
ペルーのお隣の国ボリビアの首都はラパス(La Paz)。
なんと標高約3,640mで「世界一標高の高い首都」と言われています。
憲法上の首都はスクレ(Sucre)ですが、行政機関などはラパスに集中しており、事実上の首都と認識されているようです。
街はすり鉢状で、すり鉢の下の方に比較的余裕のある方が住んでいるそう。普通に歩いているだけで高山病で息切れします。ロープウェーの交通網が発達していることでも有名ですね。
ペルーから来る方はリマやクスコからラパスへのフライトを利用してエル・アルト空港に向かってください。
ウユニの空港は国内線専用のため、近隣国からウユニに直接行くフライトはありません。
私はクスコからペルーホップのバスで国境を超えてボリビアに入国しました!チチカカ湖を通って観光するなど見どころがたくさんありましたよ。
ペルーホップ(https://www.peruhop.com/)は元バックパッカーがつくったバス会社で、リマからラパスまでの観光名所をつなぐルートを用意しています。
利用者はルート上の好きな街で好きな時に乗車・降車ができ、観光や宿泊もできます。
ウユニ塩湖の玄関口、ウユニの街
ウユニはボリビアの南西部にある小さな街です。
ウユニ塩湖目当ての観光客がほとんどで、ツアーに参加する以外には特にやることがない…!
私は3泊4日滞在してウユニ塩湖のツアーに3回参加しました!ウユニの街から車で10~15分程度でウユニ塩湖に到着します。
ウユニの街はなんとなくさびれていて、砂っぽいです。
1月の時点で昼間はからっと暑く、ジーパンでは少し暑いくらいでした。逆に夜のウユニ塩湖は寒いので防寒対策をしっかりしてくださいね!
ウユニのおすすめカフェ
ウユニ塩湖のツアー以外の時間の大半はカフェで過ごしたのですが、とてもよかったので紹介させてください!
Llama Cafe(リャマカフェ)(インスタグラムのページが開きます)
名前の通り、店内はリャマのモチーフの小物がいっぱい!

リャマカフェはかわいい内装に観光客も食べやすいパスタなどの食事、コーヒーなどが楽しめます。
私はゆっくり作業できるカフェを探してたどり着きました。
店長のビスマルクさんはなんとスペイン語、英語、フランス語と3か国語ぺらぺらのボリビア人!
とっても気さくで優しいので数時間居座ってしまいました…!

ウユニ塩湖のツアーは深夜や早朝が多いので、昼間はリャマカフェでのんびりするのもいいですよ!
ラパスからウユニへの移動方法
交通手段の検討におすすめのサイト「Rome2Rio」
都市間の移動方法を比較するには「Rome2Rio」というサイトがおすすめです!アプリもあるのでスマホでも使えます。
Rome2Rio(外部サイトが開きます)
現在地と目的地を入力すると、交通手段を比較できます。

上の画像はRome2Rioで実際にラパスからウユニへの移動方法を調べてみた画面です。
最もおすすめの「BEST」な移動方法はウユニ空港へのフライトで所要時間は約1時間で約31,000円。最も安い「CHEAPEST」な移動方法はバスで所要時間は10時間、約2,000~3,000円程度とわかります。
予算やスケジュールとの兼ね合いで値段はかかるけど早いフライトにするか、安さ重視でのんびりバスにするか、比較検討できます。
交通手段が決まったら運行会社を比較することもできます。

気になる運行会社があればRome2Rioに掲載されているリンクから運行会社のサイトに移動してチケットを予約しましょう。
ラパスからウユニへおすすめの移動方法
Rome2Rioで確認した通り、ラパスからウユニは飛行機かバスで移動できます。
所要時間は飛行機が断然早いので短期の旅行にはよいと思いますが、もし時間があればバスでいくことをおすすめします。
どのバス会社でもウユニ行きのバスは21時頃ラパスを出発する夜行バスになります。辛いと思われがちな夜行バスをおすすめする理由は2つ。
ひとつはラパスーウユニ間の飛行機は毎日運航しているわけではないので、日にちが合わないとバスより時間がかかってしまう可能性があること。
もうひとつは、紹介するTodo Turismoのバスなら、ほぼフルフラット、食事つき、毛布・枕支給の快適な旅ができるからです!
Todo Turismoを予約しよう
知ったきっかけ
ペルーホップを利用した際、ウユニに行く移動方法として紹介されていたTodo Turismo。
ペルーホップはペルー内のリマやクスコなどを経由してボリビアのラパスまで運行しています。
ラパスからウユニまでは運行がないので、その間の移動方法としてTodo Turismoがおすすめされていました。
Todo Turismoには10時間のバス移動を快適にする工夫がたくさんあったので、あまり迷わず利用を決めました!
Todo Turismoは、ラパス、ウユニ間を毎日運行するバス会社。
安全安心な運行のため厳密なルールに則ったメンテナンスを日々行っているそうです。
Todo Turismo(外部サイトが開きます)
費用は$34〜39です。
予約方法

オンラインで予約する
オンラインで申込、支払まで完了できます。
手順は以下の通りです。
- Todo Turismoのサイトにアクセスします。英語の表示もあります。
https://todoturismo.bo/en/page-inicial-en-eng/ - 出発地と目的地を入力、日付を選択します。
- 機材と金額を確認して選択します。
1・2の3列シートと2・2の4列シートがあるようです。 - 座席を選びます。
- 必要事項を記入します。
- 画面下部の「PAY」をクリックします。
- 支払います。クレジットカードを使用できます。
- 申込完了です!
オフィスで予約する
ラパスにTodo Turismoのオフィスがあるので、直接申込に行くことも可能です。
階段の途中の若干わかりにくいところに入口があります。

私がオンライン予約をしようとした際、なぜか支払が拒否され手続きを完了できませんでした。
そこでサイトのWhatsAppの連絡先にメッセージを送ったところ、「希望の席を確保しておくからオフィスに支払いにきてください」と案内がありました。
オフィスに行くと、案内の通り希望の席が確保されていました。
「支払は現金のみで250ボリビアーノです」と言われていたので、現金で支払います。
オフィスの担当の方はとても感じの良い方で、申込内容の記載されたレシートを渡されました。
ウユニ行きバス旅の体験と感想
集合・チェックイン
出発時間の30分前(20:30)にオフィスに集合します。
予約時のレシート(またはEメール等)を見せて、チェックインします。この時に預け入れ荷物に札をつけてもらい、バスに乗り込むまで自分で管理します。
オフィスにはトイレ、給水機、待合室があるので時間まで待ちましょう。Wi-Fiもあり作業もできますが結構混んでました。
時間になると声掛けされるのでバス乗り場に向かい、荷物を預け入れて乗り込みます。

座席周りのアメニティ
乗り込んだら自分の番号の座席へ。座席には以下のアメニティが用意されていました。
- 枕
- 毛布
- ペットボトルの水
- フットレスト
- USBポート
- カーテン
- Wi-Fi
Wi-Fi完備との記載がありましたが、実際には最初の間しか使えませんでした。期待しない方がよさそうです。
座席は広く、とても快適です。1列席を予約したので隣の人が気にならずリラックスできました。

私の席は階段を上がったところすぐの席だったのですが、前のスペースにおしぼりの冷蔵庫みたいなのが置いてあって、めっちゃ人が取りに来る…!笑
その都度人の気配や冷蔵庫の開け閉めの音がして気になってしまいました。
そんな時は耳栓とアイマスクで完全防備、無問題です!
ご飯にお茶に至れり尽くせりの旅
出発後すぐに夕食が配られました。ごはんとソースのかかったチキンと野菜。温かいのはありがたかった!
南米ではたくさんバスに乗りましたが、食事つきのバスはほとんどなかったので食事が付いているだけで嬉しいです。だいたいは休憩所で買ったサンドイッチやお菓子などで済ませていました。

食後にはなんとコーヒーのサービスまでありました。コーヒーか紅茶が選べて、さらにチョコレートまで…!

ティータイムが終わったら消灯、就寝です。
夜行バスで寝つきの悪い私でもだいぶ睡眠が取れました。
朝ごはんはウユニの朝日を添えて~
朝6時頃に起こされ、朝食のサンドイッチとジュースが配られました。

特筆することのないチーズとハムのサンドイッチでした。
でもその直後、バスが停車したのでなにかと思って外に出ると…

ウユニ塩湖の朝日がお出迎え!夜行バスで朝日を眺められるのは嬉しいサプライズでした。
朝日を浴びて一気に目が覚めました。もっとウユニ塩湖の絶景を満喫するぞ~とわくわくしてきます。
その後はもう少しバスで移動し、7時頃にウユニの街に到着しました。
食事つきの快適なバス旅で朝日鑑賞までできちゃう。
ラパスからウユニの移動手段を探している方にはぜひTodo Turismoをおすすめします!
まとめ
ラパス、ウユニ間の移動方法としてTodo Turismoのバスを紹介しました!
オンラインでトラブルがあった際の電話対応、オフィスの方の対応も効率的で感じがよく、座席もアメニティも快適で10時間の移動時間を充実して過ごすことができました。
ウユニ塩湖に向かう際はぜひチェックしてみてくださいね!
今回は以上です。
ウユニ塩湖について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

Have a wonderful day 🙂
may
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