海外ひとり旅をしたことはありますか?
異国の地で現地の人と仲良くなったり、雄大な自然を満喫したり…
ひとり旅の良いところはたくさんあります。
一方で、憧れはあるけれど不安で挑戦できない!という方も多いのではないでしょうか。
私は2023年9月から1年間にわたり、世界一周ひとり旅をしてきました。
訪問先は中南米をメインに、ヨーロッパ、アフリカ、アジアにも足を延ばしました。
実は初バックパッカー&初長期旅行だった今回の世界一周ひとり旅。
決断するまでは不安が多く踏み出せない時期がありました。
この記事では、海外ひとり旅で不安に感じる点とその不安解消のアイディアをご紹介します。
この記事を読めば、海外ひとり旅の不安を解消して、「私もやってみようかな」と一歩踏み出せることでしょう。
ひとり旅に挑戦してみたいけど不安…という方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
不安①やったことがないから怖い

- 飛行機にひとりで乗るときってどうしたらいいんだろう?
- 海外でどう過ごすんだろう?
- 宿泊先はどう決めるんだろう?
海外ひとり旅をしたことがないと、全然イメージがわかないですよね。
漠然とした「未知」に対する恐怖心は誰もが抱くものです。
不安解消のアイディア①知識を入れる
未知に対する恐怖への対策として、知ることからやってみてはいかがでしょうか。
私が世界一周を計画し始めた頃、関連書籍を読むことから始めました。
その中で、世界一周を達成した「女子」の体験談に特化した本を見つけました。
「世界一周した女子ってたくさんいるんだな」
「みんな無事で帰っている…!」
と感じたことで、なんとなく不安が軽減されました。
初バックパッカーの世界一周ひとり旅でも生きて帰ってこられましたよ!
ちなみに読んだ本はこちら。(Amazonのページへリンクします)
世界一周 女子旅BOOK 改訂版 (旅人の声から生まれた世界一周&航空券ガイド)
不安解消のアイディア②小さなステップを踏み出してみる
「ひとり」に慣れていない方は、小さなステップから始めてみませんか?
- ひとりラーメン
- ひとりホテル泊
- 国内ひとり旅
など、少しずつ経験を積み、ひとりで行動することに慣れていくのがおすすめです!
私も、島根県の隠岐諸島にひとり旅した経験が「ひとり旅って楽しい!」と感じる大きなきっかけとなりました。
不安②ひとり旅は寂しい

ひとり旅というとよく聞かれる意見、第2位はこれ。
- ひとりでレストランに入れない!
- ツアーで独りぼっちだったらどうするの?
ひとり行動に慣れていない方からすると「ひとり旅」なんて寂しさの権化、という印象があるようです。
ひとり旅=孤独な旅ではない
私が考えるひとり旅はちょっと違います。
ひとり旅のいちばんのメリットこそ、「人との出会い」だと感じています。
不安解消のアイディア①ホステルに泊まる
世界一周で多かったのはホステルでの旅人との出会い。
孤独が不安、という方にはホステルに泊ることをおすすめします。
ホステルには共有スペースがあり、宿泊者が好きなように過ごすことができます。
旅人はフレンドリーな人が多く、目が合えば会話が始まることがほとんど。
出身地の話やおすすめの旅先の話などで盛り上がります。
その場にいた人たちで一緒に観光に出かけることも多く、輪がどんどん広がっていくのが楽しい!
そうなると寂しいと悩む暇はなく、逆にひとりになりたい時もあるくらいです。
カップルや友人同士で旅する人も多くいましたが、中にはカップルで旅していると新しい友達ができないと悩んでいる人もいました。
不安解消のアイディア②ツアーなどのアクティビティに参加する
自由に観光できるのがひとり旅の魅力ですが、時にはツアーに参加するのも「人との出会い」という観点ではおすすめです。
私はひとり旅で隠岐諸島に行ったとき奇岩を船で巡るボートツアーに参加しました。
そこで地元出身の方とその友人3人組に出会い、なんとその方が「島を案内するから一緒においでよ」と誘ってくれたのです。
今でも関係は続いており、この出会いはひとり旅で得た大切な財産となっています。
不安③英語を話せないけど大丈夫?

海外と聞くと、言葉の壁を感じる人は多いのではないでしょうか。
- 英語を話せないと現地の人と何も会話できないんじゃない?
- 英語ができなかったら仲良くなれないかも…
日本の日常生活では英語を使わなければいけない場面がほとんどないですよね。
海外で急に英語を話すことに抵抗を感じたり自信が持てないという気持ち、よくわかります。
コミュニケーションの基本は「言語」じゃない
私は世界一周を通じて、コミュニケーションの基本は「言語」じゃないと実感しました。
授業で習うような「言語力」は重要ではなくて、「この人と話したい」「仲良くなりたい」という姿勢と笑顔が大切だと思うのです。
そもそも英語が通じづらい国もあるし、英語を話せない現地の人もたくさんいます。
「英語が流暢だからなんの問題もない」というわけではありません。
私は中南米で7か月過ごしましたが、中南米は完全な「スペイン語圏」です。
英語が話せる現地の人にはほとんど出会いませんでした。
スペイン語の語学学校に5週間通ったものの、簡単な挨拶とフレーズしか身に付かなかった私。
それでもなんとかなりました!
不安解消のアイディア①「こんにちは」と「ありがとう」
まずは、「こんにちは」と「ありがとう」を現地の言葉で言えるようにしましょう。
現地の文化を尊重する姿勢はどの国・文化圏でもコミュニケーションの第一歩です。
あとは笑顔でいれば大丈夫!
日本でも外国人観光客がつたない発音で「ありがとう」と言ってくれると嬉しいですよね。
海外の方も同じです。
不安解消のアイディア②英語があまり上手じゃないと伝える
「英語あまり話せないんです」と先に言ってしまうのも手です。
真面目な方ほど「英語を上手に話せないと仲良くなれないかも…」と不安に思いがち。
でも海外の人は「今なんて言ったの?」「こういう意味かな?」などしっかり聞き返して会話を進めてくれることが多いです。
こちらも英語に自信がないことを先に伝え、
「でも頑張ってあなたと話したいんです」
と理解してもらうことが大切です。
わかったふりをしてしまうと、「あなたはどう思う?」と急に話を振られたときに本当に困ります笑。
カッコつけない方が結局自分のためなのです。
不安④海外は危ないんじゃない?

ひとり旅というとよく聞かれる質問、堂々の第1位はこれ。
「危ないんじゃない…?」
日本は世界的に見ても圧倒的に安全な国です。
日常でスリや強盗に遭うことも少ないし、銃に出くわすことも人生でほぼない。
そんな国から海外へ行くのは危ないのでは、というのは当然の不安と言えます。
治安が悪いといわれる地域にも人が住んでいる
私が世界一周で最初に訪問した国はメキシコ。
初バックパッカーで英語の通じないラテンの国。
危なそうですよね?笑
結論から言うと、2か月半滞在したメキシコで身の危険を感じたことは1度もありません。
基本の防犯対策をしていたからか、はたまたただの強運かはわかりません。
ただその経験から学んだことは、治安が悪いといわれる地域にも人が住んでいるという事実。
お年寄りや子どもも暮らしていて、みんなできるだけ平和に暮らしています。
ただこれは現地に行ったからこそ感じられたこと。
「危ないんじゃない?」と心配してくれる人はその国に行ったことがない場合がほとんどです。
行きたい場所があるならきちんと対策して、目いっぱい楽しみましょう。
不安解消のアイディア①基本の防犯対策をしよう
- 日没後にひとりで出歩かない
- 貴重品を肌身離さず持つ
- 高価なものを身に着けない
- 宿の人に顔を覚えてもらう
- 宿や現地の友達をつくる
- 配車アプリを活用する
ざっと考えるだけでもできることはたくさんあります。
私はお酒を飲まないので夜に外出する機会は少なく、お酒関連のトラブルもありません。
夜遊びする場合はホステルの友人たちと一緒に行動して、近場でも帰りはUberを呼ぶなどして安全に配慮していました。
目立った行動をしない、というのが基本原則です。
観光客は目立ちやすいので、狙われるような注目される行動をしないようにしましょう。
ホステルで旅人に荷物を盗まれたという話も聞きます。
防犯対策をしっかり行ったうえで盗まれた場合は本当に残念ですよね。
しかも旅人同士の盗難被害は精神的にも辛いものがあります。
私はホステルで同室になった人とはなるべく会話するようにしていました。
単純に仲良くなりたいからでしたが、防犯にも役立っていたのかもしれません。
まとめ
海外ひとり旅で不安に感じる点とその不安解消のアイディアを4点、紹介しました。
私が初めて海外にひとりで行った時は、フライト前に不安で緊張しすぎてごはんが食べられませんでした。
飛行機の座席に座ったら「もう逃げられない…」と思って逆に落ち着いたのはいい思い出。
到着後はとっても楽しい旅ができましたよ!
この記事を読んで、不安を乗り越えて「自分もやってみようかな?」と思う方が少しでもいたら嬉しいです。
今回は以上です。
世界一周の準備について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

Have a wonderful day 🙂
may
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