アクセス
日本からメキシコ
日本からの場合、成田空港からメキシコシティまで直行便が飛んでいます。
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メキシコシティからオアハカ
メキシコシティからオアハカは飛行機かバスで移動できます。
メキシコシティ以南の地域ではAutobuses de Oriente（通称「ADO」）と呼ばれるバス会社が主流で、
Autobuses de Oriente（ADO）のサイトはこちら
オアハカ空港から市内
オアハカ空港からオアハカシティまではColectivoと呼ばれるシャトルバスが出ています。
オアハカ空港の到着ゲートを出たエリア、外への出口の直前に「TAXI」と書かれた窓口があります。
行先のエリアによって金額が変わります。（2023年9月時点）
ホテルなど目的地を係員に伝えると、どちらのエリアか教えてくれるので支払いを窓口で済ませます。
乗客それぞれの目的のホテルまで連れて行ってくれるので、所要時間はまちまちです…！
多彩な街中アート
オアハカに到着してまず印象的なのが、そのカラフルな街並み！
歩いているだけでわくわくして、カメラのシャッターが止まりません！
オアハカグルメ
メキシコ料理定番のタコスはもちろん、オアハカ独自の食文化があります。
Tlayudas（トラユーダ）は、大きなトルティーヤに肉、野菜、チーズなどお好みの具材を挟んだ料理です。
Tejate（テハテ）はトウモロコシとカカオを使ったオアハカ独自のドリンクです。
オアハカはホットチョコレートでも有名！
溶かして飲むタブレット型はお土産にもってこいです！
地元民の台所、Mercado（市場）ではたくさんのグルメを一度に楽しめます。
豊かな伝統行事
メキシコ全土のお祭りに加え、オアハカならではの行事もあります。
特におすすめは「Día de Muertos」（死者の日）です！
メキシコの他都市でもパレードやお祝いが開催されますが、
死者の日の情報はこちらの記事にまとめました。
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オアハカの治安
「魅力はいっぱいあるようだけど、実際の治安はどうなの？」
実際に滞在した際の経験を踏まえてお伝えします。
まずはデータをチェック
旅行先の治安を調べるのにおすすめのサイトが2つあります。
Numbeoで現地の感覚をつかむ
ひとつは、Numbeo
画面の入力欄「Select City」に都市名を入力します。
オアハカの「Crime Index（犯罪指数） 」は41.40。
これはどれくらいか、他の都市と比較してみましょう。
グラフには有名都市の犯罪指数が並んでいます。最もオアハカの数値に近いのはベルリンの44.54 。ちなみに東京は24.68となっています。
アンケート結果なので母数の違いはありますが、ベルリンと同程度と思うとイメージしやすいかもしれません。
Numbeoにはさらに詳しい項目ごとの数値も掲載されているので参考までに見てみてください。
行ったことのある都市などと比較するとわかりやすいですよ！
海外安全ホームページで公式の情報もチェック
治安情報を確認するのにおすすめのサイト2つ目は外務省の海外安全ホームページです。
海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報（メキシコ） （外部サイトが開きます）
こちらは外務省の発表する公式の情報なので少し堅苦しいですが、最新の情報が更新されていますので旅行先の情報を得るのに使っています。
マップを拡大してオアハカ州の危険情報を見ると、黄色の「レベル1」となっています。
危険レベル
レベル1 ：十分注意してください。レベル2： 不要不急の渡航は止めてください。レベル3： 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)レベル4 ：退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)※危険情報が特にない場合は白く表示されます
例えば日本は全国で危険情報のない白色。メキシコはオアハカ州など多くがレベル1で、カンクンのあるユカタン州は白色となっています。
さらに「危険情報」のリンクから詳細の情報を確認できます。デモや紛争がある地域、強盗があった、など最新情報が掲載されているので確認しましょう。
また、「安全対策基礎データ」にはどんな防犯対策が必要かも掲載されています。旅の参考にしてみてください。
実際の治安はどうだったかというと、２か月半滞在した私個人の感想として、オアハカは安全な街である
オアハカは先住民の多く暮らす伝統文化の色濃い街であり、死者の日などの有名な行事も多いことから、メキシコ国内でも有数の観光地となっています。
そのためもあってか、20～21時くらいに街をひとりで歩いていても身の危険を感じることはありませんでした。語学学校の友人も同じ認識でした。
もちろん、単に私が幸運だったという可能性もあります。荷物の持ち方や服装など、最低限の防犯対策を常にしていた効果もあるでしょう。
安全な街だとはいえ、特に気をつけた方が良いところ3点を紹介します。
気をつけた方が良いエリア
オアハカ内でも気を付けた方がよいエリアがあります。
市場の周りのエリアはオアハカ中心街から離れているので少し注意が必要です。
交通機関の利用
オアハカはコンパクトな街なので、歩いて街をまわることができます。日中であれば治安の問題は特にありません。
一方、交通機関を利用する際は少し注意が必要です。
配車アプリを活用しよう
ひとりでタクシーを利用する際は、必ず配車アプリ を使うことをおすすめします。
アプリはUber やDidi が使えます。体感ではDidiの方が少し安かったです。
流しのタクシーはドライバーの言い値で決まりトラブルのもとになる可能性があるので、避けるのが吉。
配車アプリでうまくタクシーを捕まえられない時など、流しのタクシーを利用する必要がある場合は、気をつけましょう。
配車アプリでだいたいの金額を確認しておいて、乗り込む前に値段をドライバーに聞いてみるといいですよ。アプリの金額よりあまりに高い場合は値段交渉をするか、別のタクシーを探していました。
メキシコのびっくりタクシー文化
「コレクティーボ（Colectivo）」と呼ばれるタクシーの相乗りも日常茶飯事。
ある日友人たちとタクシーを探したら、いいよ！といって乗せてくれたドライバー。
私たち5人いるのに、 です。
5人乗りセダンのタクシーに6人で乗ることになり、助手席に2人座ることになりました。合法なのかわかりませんでしたが、メキシコの車マナーにはびっくりさせられることが多かった。
こんなに人との距離が近づくことはないと、その後この子とはめっちゃ仲良くなりました。
長距離バスにも要注意
先日SNSでこんなメッセージをいただきました。
最近メキシコの長距離バスで強盗被害があるそうだけど、実際にはどうでしたか？
メキシコ国内はバス移動がとても便利なので、長距離バスはトモダチ。
私は被害に遭ったことはありませんが、外務省の海外安全ホームページも調べたところ、確かに強盗被害が報告されていました。
バスが休憩のために停車したときに強盗犯が乗り込んでくるというものです。
長距離バスは外国人の利用も多く狙われやすいのかもしれません。
可能な限り昼間の便 を予約したり、等級の高いクラス を予約することをお勧めします。
バスにも1等級、2等級などと階級が分かれていることがあり、1等級だと停車する機会が少ないためです。
また、乗車中も荷物を網棚の上に置かずに足の間に挟むなどして、寝ている間のスリなどを予防するといいですよ。
私は眠るときは毛布代わりのウルトラライトダウンの下でスマホを握って寝ていました。昼間の便ならそこまで睡眠をとる必要がないのでより安心ですね。
メキシコの長距離バスでは警察が乗り込んできてパスポートを確認することが度々あります。私の場合はパスポートを確認するだけで、それ以上質問されたり調べられたことはありません。
バスの到着時間は、警察の調べに引っかかった人がいたり、途中で事故があったりと様々な理由でずれることが多いです。その後の予定には余裕をもって計画するのがおすすめです。
服装や行動で注意する点
高価な装飾品は避けたい
世界中どこでも、現地に馴染んでいない観光客はただそこにいるだけで目立ちます。
そこでハイブランドのアクセサリーや服を身にまとっていたらターゲットになりに行っているようなものです。
旅の間はできるだけ「ザ・観光客」な服装は避け、「ザ・貧乏バックパッカー」の服装をすることがおすすめです！笑
日本で着るようなきれいめな服ではなくTシャツにジーパンとか。
普段は高価なアクセサリーや時計はなるべく着けないのがおすすめです。例えばパーティーに行くときなど、特別な時におしゃれをしてはいかがでしょうか。
また、「iPhoneが狙われやすい」というのは有名ですよね。
私はショルダーストラップをつけて身体に密着させて持っていました。
街中で首から外して写真を撮るときなどはストラップを腕に巻き付けてぱっと取れないように対策。
「私対策してます」とアピールすることで狙われづらいのでは、と思っています。
ちなみに使用していたスマホケースはこちらです。
背面にクレジットカードと現地通貨を少額だけ入れて、これひとつで外出できてとても重宝しました！
リンク
深夜の行動
深夜に出歩いているなんて、これも絶対に危ないです。
オアハカは本当に安全（体感）なので、私は友人とディナーに出かけて21時くらいにホームステイ先まで歩いて帰っても平気でした。それでも、この行動をおすすめしたいわけではないです。
「海外で日本人が被害に遭った」といったニュースを観ていると、深夜の時間帯に起こっていることがあります。
もちろん被害者に非はないですが、深夜に出歩かないようにすれば避けられた事件なのでは…と思うと悲しくなります。
日本の治安の感覚はあてにせずに、防犯意識を海外用に切り替えていきましょう。
私は基本的には日が暮れる前に宿に戻るようにして、それ以降の外出や帰宅は配車アプリで呼んだタクシーを利用するか、車を持っている友人に送り迎えをしてもらうようにしました。
周囲や所持品には気を配りつつ、美しいオアハカをぜひ満喫してくださいね！
オアハカの特徴 最後に、２か月半滞在して気づいたオアハカの特徴をいくつかご紹介します。
慢性的な水不足
水道水は飲めないので、飲み水を購入する必要があります。
また、語学学校や滞在先でもたびたび水道やトイレで水が出ない、ということがありました。
蚊が多い
私がオアハカに滞在した9～10月は日中の気温が高く、蚊が多かったです。
蚊が媒体となるデング熱も流行しており、私も罹ってしまいました…。
また、部屋に噴射する「蚊がいなくなるスプレー」があると安心です。
ちなみにデング熱は特効薬がないようで、ひたすら寝ているようにお医者様から指示がありました。
近郊の人気観光地
オアハカ州の魅力はオアハカシティだけではありません。
San José del Pacífico
San José del Pacífico（「サンホセ」）は、オアハカ郊外の山の中にある小さな街です。
山にかかる雲海の景色が有名です。
Puerto Escondido
Puerto Escondidoは、Mazunte（マスンテ）と並ぶオアハカ州有数のビーチリゾートです。
サンホセからさらに南に移動したところにあります。
私は訪問していないのでGoogleの写真を参考までに引用しておきますね。
Wikipedia
まとめ
先住民の文化が色濃く残る山ありビーチありの魅力あふれるオアハカ。
今回は以上です。
Have a wonderful day 🙂
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