【世界一周準備】世界一周や長期旅行のお供!バックパックの選び方

世界一周や長期の海外旅行を計画している方、

  • 世界一周の荷物はどうやって持っていくんだろう?
  • バックパック選びで検討すべき点はどんなこと?
  • 具体的におすすめのバックパックはどれ?

こんなお悩みをお持ちではないですか?

◉本記事の内容

  1. 長期旅行にバックパックをお勧めする理由
  2. バックパック選びで重視すべき点3選
  3. おすすめのバックパックの紹介

世界一周ひとり旅をしている私が、実際にバックパックを選んだ際の経験を踏まえて詳しく解説します!

目次

長期旅行にバックパックをお勧めする理由

結論から言うと、世界一周や長期の海外旅行にはスーツケースよりバックパックがおすすめです。
スーツケースの方がパッキングもしやすく、身体への負担も少なそうなのに…と思われるかもしれません。その理由を説明します。

バックパックはスーツケースより機動性が高い!

スーツケースはタイヤでコロコロ転がせるため、その重量を気にせず荷物を運べるという点が最大のメリットといえます。

しかし、ヨーロッパなどに多い石畳の道はスーツケースを引いて歩くのは大変ですし、南米では舗装が十分ではない道も多いです。
また、駅・空港などの階段の上り下りでは手で持ち上げなければなりません。
コロコロするという最大のメリットが活かせないシーンが多いのではないでしょうか。

一方でバックパックは、荷物の形状による歩きづらさの変化はありません。

荷物の重量はウェストベルトで軽減!

「そんなことを言っても、バックパックをずっと背負うのは重いよ!」と思いますよね?
おっしゃる通りです。かくゆう私も人一倍肩こり・腰痛がひどいタイプで、身体への負担は大きな問題です。

ですが、簡単に解決できます!

それは、ウェストベルトのついたバックパックを選ぶこと。
特にハイキング用のバックパックはパッドのしっかりしたウェストベルトがついているものが多いです。

腰に荷物の重みを分散させることで、首・肩にかかる負担を大きく軽減できます。

私は以前ハイキング用のバックパックを初めて購入したときに、5kgの重りを入れてもウェストベルトを装着したとたんに腰に重量が乗ったのを体感しました!
33Lの荷物を詰めて半日ハイキングをしても首・肩への負担をまったく感じませんでした。

というわけで、世界一周や長期の海外旅行には、身軽で機動性の高いバックパックがおすすめです。

バックパック選びで重視すべき点3選

世界一周や長期の海外旅行に持っていくバックパックを選ぶ前に、
どれ程度の荷物が必要かざっくりイメージしてみましょう。

大きくわけて2通りあります。
預け入れ荷物にするか、機内持ち込みにするか、です。

詳しくみていきましょう。

預け入れと機内持ち込みの違い

預け入れと機内持ち込みの最大の違いは、持ち込める荷物の量です。
ANAの国際線を例に、それぞれの荷物の制限を見てみましょう。
※国際線、エコノミーで比較(2023年7月現在)

手荷物について(お預けのお手続きや機内持ち込み、検査について)|国際線|ANA
荷物の制限については、航空会社によって異なりますのでご参考までに。

預け入れ荷物

重量:1個あたり23kgまで
サイズ:3辺(縦・横・高さ)の合計が158cm以内
個数:2個まで

機内持ち込み

ANAの国際線では、機内持ち込みは合計2点可能です。
メインの荷物と、貴重品などを入れた「身の回り品」です。

重量:総重量10kgまで(身の回り品を含めた総重量)
サイズ:3辺(縦・横・高さ)の和が115cm以内かつ3辺それぞれの長さ55cm×40cm×25cm以内
個数:1個まで(ハンドバッグなどの身の回り品は個数には含まれませんが、重量にはカウントされます)

預け入れ荷物と機内持ち込みで許容される荷物の量がだいぶ違うのが伝わるでしょうか?
どちらを目指すかによって、必要なバックパックや荷物の内容が大きく変わってきます!

機内持ち込みのメリット・デメリット

私は機内持ち込みサイズの荷物にすることをお勧めします。

理由は3つあります。

  • フライトの後に手荷物受取所で荷物がターンテーブルに出てくるのを待たなくてよい
  • ロストバゲージや破損のリスクを減らせる
  • LCCなど航空会社によっては預け入れ荷物が有料な場合がある

つまり、機内持ち込みサイズの荷物にしておけば、待ち時間もリスクも料金も削減できる可能性が高いということ!

一方で、機内持ち込みのデメリットは、やはりサイズや重量に制限があることです。
これは機内持ち込みサイズのバックパックを使用することや、重量制限に合わせて荷物を最小限にすることでクリアする必要があります。

特に制限のある液体物の持ち込みや、荷物の軽量化については別の記事にまとめていこうと思います!

ハイキング用か、タウンユースか

バックパック選びで重視すべき点、2点目は見た目のデザイン性です。

前述の理由で、私がバックパック選びの最優先の条件としたのは「ウェストベルトがあるかどうか」。
背負い心地を重視してハイキング用のバックパック一択でした。

逆に、そんなに肩こりを気にしなくてよい方は、タウンユースのバックパックを選ぶという選択肢もあります。

参考までに私が検討したバックパックを挙げておきます。
ウェストベルトにこだわらなければ有力候補だったであろう方々です・・!

Osprey FARPOINT® 40 TRAVEL PACK

Cabinzero CLASSIC PRO 42L ABSOLUTE BLACK

Cotopaxi Allpa 42L Travel Pack

これらのバックパックは、いずれも形が四角く、スーツケースのように開いてパッキングしやすそうな点が魅力的でした。
また、装備にこだわったハイキング用バックパックに比べ軽量のものが多いです。

店舗で試着してみよう

ここまででどんなバックパックがご自身に合いそうか、大まかにイメージできたでしょうか?
いくつか候補が挙がったら、実際に店舗で試着してみましょう。

試着する際に私が実践していたコツをいくつかご紹介します。

重りを入れて試着する

ハイキング用のバックパックの場合、おそらくアウトドア用品店に行くことになると思います。
店舗にはほぼ必ず重りが用意されていますので、LCCの基準に多い7kg程度の重りを入れてバックパックを実際に背負ってみましょう。

  1. 店員さんにセッティングしてもらうか、自分でベルトなどを調整します。
    ベルトを調整する順序は、ウェストベルト→肩紐の長さ→チェストベルト→コンプレッションベルトが一般的です。
  2. 背負ったら左右に体を振ったり歩いたりして、肩や腰にフレームなどが当たらないか、背中のフィット感などを確認します。

私が試着した際に気になったのは、以下のような点です。
小さくても違和感がある場合は避けた方がよいでしょう。

  • 7kgの重りを入れて動くと背中のフィット感が足りずパカパカする
  • ウェストベルトの位置が高すぎて重さを腰で支えづらい
  • 背中のクッションやフレームが腰に当たり違和感がある

複数の店舗に行く

複数の店舗で複数の店員さんに相談しながら選ぶのがおすすめです。

店員さんは、世界一周とはいかなくともハイキングに詳しい方が多いので、バックパック選びの専門家です。
旅行のスタイルや荷物の量を具体的に伝えて自分に合ったバックパックを複数提案してもらいましょう。

売れ筋や新製品、店側の意向などで店員さんのお勧めは変化する可能性があります。
複数の店員さんとお話しする中で、お勧めされるバックパックが被ることがありました。

私のように世界一周で機内持ち込みサイズのバックパックを探している場合、
以下のブランドをよくおすすめいただきました。

  • Osprey
  • Deuter
  • Gregory

長くお世話になるバックパックです。
少しの違和感であっても長く背負っていれば肩の痛みや腰痛などにつながる恐れがありますので、
じっくり吟味して自分にぴったりのバックパックを選んでください!

おすすめのバックパックの紹介

これまでの検討を経て、私が実際に購入したバックパックをご紹介します!

Osprey Kyte 46Lの概要

商品名:Osprey Kyte(カイト)46(2022年モデル)
 ※2023年モデルは48Lになり、背面の作りなどいくつか変更されたようです。
カラー:アイスレイクグリーン、サイレングレー、マルベリーパープル
サイズ:XS/S(背面調:33-43cm)、S/M(背面調:40.5-51cm)
外寸:H70cm、W33cm、D30cm
重量:XS/S=1.47kg、S/M=1.54kg
容量:XS/S=44L、S/M=46L
適応重量:9-16kg
レインカバー付き

Osprey公式サイトはこちら
(Kyteの掲載がなくなっていたので、参考までにメンズの「Kestrel」のページを載せておきます)

絶妙なサイズ

私の選んだバックパックの容量は46Lで、同じKyteで他には38Lともっと大きいサイズもありました。
身体のサイズに合わせてXS/Sサイズを購入したので、実際のキャパシティは44L程度です。

本体の重量が1.47kgで、重すぎないことも魅力です。

まさに機内持ち込みにちょうどよいサイズで、かつ必要な荷物はしっかり入れられる余裕があります。

背負い心地

ウェストベルトの装着感が抜群でした!

店員さん曰く、ウェストベルトが少し斜めについているそうです。
そのおかげで腰骨にしっかりとフィットし、荷物の重量を腰で支えてくれます。

収納のしやすさ

2気室

ハイキング用のバックパックの多くは、円柱状の袋のようになっていて、
下から上に荷物を重ねてパッキングすることがほとんどです。

一方でOsprey Kyteは下部にもうひとつジッパーがあり、下からも荷物にアクセスできます。

サイドジッパー

Osprey Kyteにはサイドジッパーもあり、横からも荷物にアクセスできます。
縦に長く開けられるので、書類などを滑り込ませることもできそうです。

まとめ

世界一周や長期旅行の相棒となるバックパックの選び方をご紹介しました。
ぜひ自分に合うスタイルで旅に出てみてくださいね!

私は今回選んだOsprey Kyteと世界一周の旅行に出かけています。
準備や旅先の様子をシェアしていますので、Instagramにも遊びに来てくださいね!

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この記事を書いた人

2023年9月から世界一周ひとり旅しています!
▷バンクーバーで2年ワーホリ
▷日本で5年間 webコンサルタント
▷会社を退職し世界一周ひとり旅に出発
準備の様子、旅の記録など発信します◎
旅の様子はインスタでも日々更新中!@sekai_solotravel

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