【海外旅行】パスポート切替申請がオンラインでできる!申請方法とコツ3選

そろそろ海外旅行に行きたい!という方も増えているのではないでしょうか。
海外旅行で一番大事な持ち物であるパスポートのご用意はできていますか?

  • 久々の海外旅行に行きたいのにパスポートの有効期限が切れそう!どんな手続きが必要?
  • パスポートの切替申請のやり方を簡単に知りたい!
  • なるべく楽に申請したい・・・

こんな悩みをお持ちではないですか?

2023年9月から1年間の世界一周ひとり旅をした私が、実際にパスポートの切替申請をした際の経験を踏まえて詳しく解説します!

目次

切替申請とは?対象者や申請時期など基本情報をご紹介!

切替申請とは?

世界一周のような長期旅行に出かける場合、帰着予定日時点で6ヶ月以上の有効期限が必要です。
お持ちのパスポートの有効期限が残り少ない方は、切替申請を行いましょう。

新規に申請する場合と異なり、すでにパスポートを発行された履歴があるので戸籍謄本や住民票といった身分を証明する書類が不要となります。

ちなみにパスポート番号を引き継ぐことはできず、新しい番号を付与されます。

切替申請の対象となる方

切替申請は以下の条件に該当する方が申請できます。

  • 残存有効期間が1年未満となった方
  • 査証欄に余白がなくなった方(ページ数を増やす「査証欄増補」の申請も可能です。)

例えば、以下の場合は切替申請が必要です。

  • 現在のパスポート有効期間:2024年1月31日まで
  • 旅行の帰着予定日:2024年1月1日

帰着予定日時点でパスポート有効期間が6ヶ月以上残っている必要があります。
この旅程の場合、帰着した日に有効期間が残り1ヶ月となってしまうので、切替申請を行います。

切替を申請できる時期

残存有効期間が1年未満となった時点で切替申請ができます。

新しいパスポートを受け取る際に旧パスポートで残っていた期間はなくなりますので、新旧のパスポートの有効期間ができるだけ重複しないようにすると良いですね。

ただ、航空券の予約やビザの申請など、旅行の準備段階では新しいパスポート番号が必要になりますのでお気をつけください!

切替申請の流れ、費用

申請の大まかな流れは以下の通りです。

  1. 申請書の作成
  2. 申請書の提出(パスポートセンターまたはオンライン)
  3. パスポートの受領

新しいパスポートを受け取る際に、申請費用を支払います。

手数料込みで10年用は16,000円、5年用は11,000円です。

2023年3月からオンラインで申請が可能になり、とても簡単になりました!
次の項目を見ながら一緒に申請してみましょう。

たったの3STEP!パスポート切替申請の方法を具体的に説明します

切替申請の流れを3種類紹介。「オンライン申請」、「申請書オンライン作成・窓口申請」、「窓口申請」。オンライン申請ならパスポートセンターの窓口を訪問する手間を1回削減できます。
オンライン申請なら、窓口を訪問する回数を削減できます

オンライン申請の対象となる方

オンラインで申請できる方は以下の条件に合致する方です。(東京都の場合)

  • 有効なパスポートを持っている。
  • パスポートの有効期間が1年未満、または、査証欄の余白が見開き3ページ以下である。
  • パスポートの記載事項に変更がない。
  • 東京都に住民登録している。

本籍地などパスポートの記載事項に変更があるとオンラインでの申請はできません。
その場合はご自宅で申請書を作成・印刷してパスポートセンターに提出します。
または、パスポートセンターで申請書に手書きで記入する従来のやり方も可能です。

参考

パスポート切替のオンライン申請についてはこちらもご参照ください。
電子申請について

申請に必要なもの

申請には以下のものが必要です。手元に用意しておきましょう。

  • 現在有効なパスポート
  • マイナンバーカード
  • マイナポータルアプリ対応のスマートフォン

STEP1:写真を用意する

写真の条件を確認しよう

パスポート申請に必要な写真は以下の条件があります。

  • カラーでも白黒でも可
  • 本人のみが撮影されたもの
  • 提出の日前6か月以内に撮影されたもの(現在の容貌と著しく異なる場合には、撮り直しをお願いすることがあります。)
  • 縁なしでパスポート写真の規格と見本例の各寸法を満たしたもの(顔の寸法は頭頂からあごまで32mm~36mm)
  • 無帽で正面を向いたもの
  • 背景や影がないもの(頭髪の色と背景が同系色で輪郭が見分けにくい場合には、撮り直しをお願いすることがあります。)
電子申請について|東京都生活文化スポーツ局

オンライン申請に必要なのは、写真のデータのみです。
自撮り派の方はサイズを調整して用意しましょう。

幅広いパスポート写真の使い道

パスポート用の写真は切替申請以外にも幅広く使えます。

  • 世界一周ひとり旅中に万が一パスポートを紛失したとき
    パスポートのコピーと写真(現物)があると再発行しやすいそうです。
    私は複数用意して、色々なところに忍ばせていました。
  • ビザを申請するとき
    ビザの申請時に必要な写真は、背景色が白の写真のみ受け付ける国が多いと教えていただきました。
    私の世界一周ひとり旅ではビザが必要な国に行くことはありませんでしたが、念のため。

パスポートやビザの必要書類は国や時期によって変更になる可能性がありますので、もし複数の国でビザが必要な方は必ず新しい情報をご確認ください。

プロに依頼するのもおすすめ!

写真は条件をクリアしていれば自撮りでも良いようですが、私は自分の自撮り技術に不安があったのでプロを頼りました。

自宅の最寄りのPALETTE PLAZA(パレットプラザ)さんにお願いしました!
PALETTE PLAZA

「WEB申請データセット」を選びました。セット内容は以下の通りです。

  • プリントした写真:4枚
  • シール加工
  • WEB申請用加工データ(パスポートの申請用サイズにトリミング)
  • スマホ転送データ
  • データCD(焼き増し用)

料金は全て込みで税込3,600円(2023年5月時点)です。
パスポート用の写真は美肌加工ができないそうです・・!

STEP2:署名を撮影する

署名の条件を確認しよう

署名の撮影は、以下の手順で行います。

  • 黒または青のインクで、白紙に手書きで署名する
  • 署名をスマートフォンで撮影する
  • サイズ、ファイル形式を調整する

私もそこら辺の紙に手書きで署名したものを撮影しました。簡単です・・!

サイズの調整

サイズは「788×284ピクセル」にします。

MacBookをご利用の方は画像を開いた「プレビュー」のアプリで変更できます。
「ツール」から「サイズを調整」を選択し、幅と高さを変更します。

ファイル形式の調整

ファイル形式は「jpg」の指定です。
同じく「プレビュー」の「ファイル」から「書き出す…」を選択し、「フォーマット」を選択できます。

STEP3:マイナポータルアプリで申請する

写真と署名の準備ができたらいよいよ申請です。

マイナポータルのアプリを起動し、画面の指示に従って申請します。
マイナポータルのサイトに詳しい説明があるのでご参照ください!

手続の検索・電子申請 / 国機関の手続に申請する – パスポート申請 – | 使い方

申請は簡単!パスポート申請のコツ3選

パスポートがオンラインで申請できるようになり、以前と比べて格段に楽になりました。
一方で、オンライン申請の対象でない方が誤って申請してしまうと二度手間になってしまうことがあります。

私の失敗談を紹介します。反面教師にしてくださいね。

コツ①:オンライン申請の対象か確認しよう

前回パスポートを取得した2014年から9年経ち、新たに1年の世界一周ひとり旅に行くため、10年用パスポートの切替申請を行いました。

オンライン申請が開始されたタイミングで、意気揚々と申請。

しかし…

前述の条件の3つ目「パスポートの記載事項に変更がない。」に該当していませんでした。
9年の間に実家が引っ越したため、前回のパスポート申請時と異なる本籍地になっていたのです。

つまり、私はオンライン申請の対象ではなかったのです。

申請時点では特にエラーが出ることもなく申請が完了したと思っていましたが、数日後マイナポータル経由でメッセージを受信しました。

本籍地変更のためオンライン申請は出来ません。

…残念。

コツ②:自宅で申請書を作成する場合はプリンター性能に注意⁉

メッセージの案内にしたがって、私は次の方法を試みました。
オンラインで申請書を作成し、自宅のプリンターで印刷したのです。
手書きで署名欄に署名をした上で、必要書類と合わせてパスポートセンターへ向かいました。

受付の方にオンライン申請できなかった事情を話すと、通常通り申請書を持って列に並んで申請すれば良いとのこと。

列に並んで待つこと数十分・・・

申請書と必要書類を提出すると、担当の方から「あの・・・」とお声がけが。

「申請書に印刷されているQRコードが潰れて読み取れない」とのこと。
このままでは受理できないので、手書き用の申請書に書き直してください、と言われました。

家庭用プリンターのクオリティが悪かったのか・・・
と悔しさを嚙みしめつつ、手書きで申請書に必要事項を記入して無事申請できたのでした。

コツ③:パスポートセンターで申請する場合は朝一番でいこう!

コロナの終息に伴い、海外旅行熱が再燃しています。

つまり、パスポートセンターがとても混雑しているのです!

窓口で申請する場合は、ぜひ朝のうちに行くことをおすすめします。

私は東京都のパスポートセンター新宿に行きましたが、朝9時の受付開始時点ですでに行列が。
15人ほどが並んでおり、1時間ほど待ちました・・・!

後日パスポートの受け取りに行った際は、平日昼間で15分程度の待ち時間でした。

まとめ

私の場合はすったもんだありましたが、申請の手順はとてもシンプルで簡単です。
何よりパスポートセンターの方々の対応が素早い上にとても丁寧でありがたかったです。

旅の第一歩となるパスポート切替申請の参考になればうれしいです。

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この記事を書いた人

2023年9月から世界一周ひとり旅しています!
▷バンクーバーで2年ワーホリ
▷日本で5年間 webコンサルタント
▷会社を退職し世界一周ひとり旅に出発
準備の様子、旅の記録など発信します◎
旅の様子はインスタでも日々更新中!@sekai_solotravel

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