世界一周ひとり旅を終えた私が、次はニュージーランドを旅する理由

2023年9月から1年間の世界一周ひとり旅をした私が、今度はなぜニュージーランドを旅するのか。

世界一周ひとり旅で感じたことやその後考えていたことなどを備忘録も兼ねてまとめてみます。

世界一周ひとり旅を終えて

世界一周ひとり旅でいちばん印象に残ったことは、

「人生には想像していた以上の選択肢がある」

ということ。

いろいろな国籍の、いろいろな職業、年齢、考え方の旅人と出会い話をするなかで、

「東京で会社員」

というステータスが必ずしも当然の選択ではなくていいんだと感じました。

高校を卒業して大学に行く理由を考え中で旅に出たドイツ人の女の子。

婚約者に裏切られて傷心旅行をしているインド人。

レイオフで退職して再就職までの間に旅行するアメリカ人。

旅系インフルエンサーをしながら長期で旅をするイギリス人。

旅の理由は本当に人それぞれで、どの人の旅も興味深く印象的でした。

旅に出てから、お金を稼ぐ手段が「会社員」という職業でなくても生きていけるのではと感じました。

月曜から金曜まで、9時～5時の仕事。

その隙間に差し込むように趣味や旅行の時間をつくる生活。

そんな人生で幸せといえるのか。

旅の最終地点として立ち寄ったタイで参加したヨガのリトリートで、

私の理想の生き方は、

「自由に生きること」

なんだとわかった。

場所も、時間も、お金も、自由でいたい。

誰もがそんなことができたら夢のようだと思うかもしれないけど、私はこれに少しでも近づきたい。

場所を決める

まず最初に決めるべきは場所だった。

今後も旅行や旅に出ることは大前提だけど、拠点となる「住む場所」を決めたかった。

東京育ちで海外にいるとき以外は東京に拠点がある私は、とても快適だけど違和感を感じている。

東京や日本が悪いわけではなくて、なんとなく、「ここじゃないかも」という程度の気持ち。

カナダでのワーホリや世界一周で24か国を周る中で、その気持ちは強くなった。

日本は世界の国と比べても安全で、きれいで、独特の歴史や文化を大切にして、本当に素敵な国。

ほかのどの言語とも共通点が少ない日本語が母国語であることも、とても誇りに思う。

でも、私が将来住みたいのは日本じゃないかも。

世界一周ひとり旅を終えた私は、「ここに住みたい！」とピンとくる街や国を見つけるまでもう少し旅をすることにした。

そういうわけで、私はいまニュージーランドにいる。

なぜニュージーランドなのか

なぜニュージーランドなのかというと、自然が多い島国で、英語圏であること、日本と時差が少ないこと…といった理由がある。

だけど一番最初の記憶をたどると、カナダワーホリ時代の友人が話してくれた、「ニュージーランドはすごく緑だった」という言葉がずっと頭の片隅に残っていた気がする。

海より山派の私、見たり聞いたりする限り美しいニュージーランドにまずは行ってみたい。

期間を6週間としたのは、気になる街に少なくとも1週間程度は滞在したいから。

世界一周では1都市に滞在できる期間がとても短く移動ばかりだったので、「住みたいか」という観点で判断できるほど街をじっくり知ることができなかった。

今度はもう少しゆっくり過ごしながら、現地の人に近い生活をして、「住みたいか」考えながら旅をしたいと思う。

旅先での過ごし方

旅先では何をするかというと、ニュージーランドの「生活」をする予定。

世界一周ひとり旅と決定的に違うのは、観光がメインではないということ。

自炊をしたり趣味や仕事をしながら、たまにニュージーランドの人がよくするお散歩（と呼ぶのが怪しい程度のハイキング）をしてみたり、現地のカフェや図書館で過ごしてみたり。

そういう「日常」をしながらここで生活するイメージを持てるかやってみたいと考えている。

具体的には、Workawayというワークエクスチェンジのプログラムを使って滞在する。

Workawayとは、一般の方のお宅に泊めてもらい、食事を提供してもらう代わりに労働をするという仕組み。

労働内容はお宅によって様々で、農場や農作業などのお仕事をお手伝いすることもあれば、忙しい親御さんに代わって家事をしてほしいというご家庭もある。

旅人としては宿泊費や食費を節約しながら現地の方と生活ができるメリットがあり、ホスト側には無料でお手伝いをしてもらえる人を募集できる。

 Workaway（外部サイトが開きます）
年間$59で世界中のホストとつながれます。レビューの多いホストにすると安心。

ほかにも、知り合いの日本人移住者の方々のお宅にもお世話になる予定。

現地の方や移住された方々と触れ合うなかでニュージーランドの暮らしについて深く知っていきたいと考えている。

どんな旅になるかは私もまだわからないけど、焦らずのんびり行こうと思う。

だってこれは私の6週間の「生活」だから。

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